結婚後の働き方は家庭によって様々

結婚後の女性の働き方とは？

働き方は家庭によって様々

現在働いていて、結婚しても働き続けたいと考える女性は多くいます。しかし結婚して子どもを持つ場合は産休を取る必要がありますし、その後の子育ても必要です。結婚した後の仕事との付き合い方は人それぞれですので、自分に合った方法を選ぶ事が大切です。

バランスが大事

結婚後も仕事を続ける場合、家庭の事や出産を見据えて負担の少ない働き方を選ぶのか、それとも今に近い状態で働き続けたいのか、こういった考えは人によって異なります。自分に合う方法はどれなのかという答えを出すために、まずは結婚する事によって仕事にどのような影響が出るのかを把握しておきましょう。
まずは家庭と収入のバランスについて考えましょう。独身時代とは違い、単純計算で家事は2倍になります。そのため以前と同じように働くとなると、それに加えて今まで以上の家事の負担がかかりますので覚悟が必要です。家庭の事を考えて仕事を辞めれば、当然その分の収入は減りますから、この家庭と収入のバランスをよく考えましょう。例えば、結婚後はある程度融通の利く派遣社員で週3日ほど働く、といった方法があります。
そしてやはり一番大変なのが、子どもができてからの生活です。普段の家事に加えて子育てをしなければならないため、このタイミングで仕事を辞める女性は数多くいます。ですが、以前に比べればその選択をする女性は減りました。というのも、積極的な女性の社会進出をサポートする国の働きにより、産休・育休制度が充実してきたためです。もし子どもができてからも今の職場で働きたいという事であれば、会社の休暇制度を確認し、可能な限り活用しましょう。

長い目で見る

以前とは女性を取り巻く環境が変わったとは言え、仕事と家庭のバランスに関する悩みは依然多くの人が抱えています。ここには、いまだ根強く残っている「家庭の事は女性がする」という意識のせいかもしれません。本来であれば、子どものために残業ができない、子育てが忙しく家事に手が回らないというのは当然の事で、女性が後ろめたい気持ちを持つ必要はないのです。
働きながら子育てをするのは大変ではありますが、ポジティブな要素も多くあります。子育てが終わった後も結婚生活はずっと続きます。その事を考えれば、働き続けた事によって専業主婦だった場合では得られない貯蓄ができますし、社会的な立ち位置もしっかりします。結婚相手の男性とも対等な立場で関係を保つ事ができますし、人間としての幅が生まれます。働きながらの子育ては辛い場面も多いかもしれませんが、人生を大局的に見ればメリットも大いにあるのです。
これらのことを踏まえたうえで、あなたにとってベストな選択は何かという事を良く考えて、パートナーと相談したうえで今後の事を決めましょう。