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結婚のタイミングが遅くなる日本

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日々晩婚化が進む日本 最近の女性の結婚事情は?

日々晩婚化が進む日本

様々なメディアでも取り上げられているように、近年日本は経済の安定や価値観の変化から晩婚化が進んでいます。では具体的にどのような推移をたどって、現在はどのような状況となっているのか、具体的な数字とともに晩婚化の実態をご紹介していきます。

平均初婚年齢

平均初婚年齢

内閣府では、晩婚化に伴う諸問題の情報を集めて精査し、状況改善のための提言をまとめた「少子化社会対策白書」というものを発行しています。まずは、この中にある平均初婚年齢のデータを見てみましょう。
1950年代の女性の初婚年齢は約23~24歳という数字が出ています。60年代に入っても数字に大きな変化はありませんが、70年代以降はこの平均値が徐々に上昇していきます。80年代は25~26歳ほどに上がり、90年代は約27歳、現在は30歳弱まで平均初婚年齢は上がっています。特に今世紀に入ってからの上昇幅が大きく、この背景には戦後の高度経済成長期が過ぎた後、女性の積極的な社会進出を後押しするために施行された男女雇用機会均等法や男女共同参画社会基本法の影響が強くあると言えるでしょう。
ちなみに女性だけではなく男性の平均初婚年齢も上がっており、同じような曲線を描いて数字が上昇しています。また、初婚年齢自体も女性より3歳ほど遅いようです。

平均出産年齢

平均出産年齢

上述のように初婚年齢が上昇した事により、当然女性の出産年齢も上昇します。次に、女性の平均出産年齢について見て行きましょう。
まずは第一子の平均出生年齢ですが、1950~60年代は約25歳、70年代になると約26歳、90年代には27~28歳ほどになり、徐々に上昇していきます。しかし2000年代になると大きく上昇し、現在では平均出生年齢が30歳を超えています。第二子は32.4歳、第三子は33.4歳となっています。一見、第二子と第三子の間には大きな差がないように見えますが、晩婚化の影響もありそもそも第三子まで出生する母親の数が少なく、限られた数の中での平均値なのです。
このように晩婚化が進み出生年齢が上がれば、高齢出産のリスクや負担から出生数自体の減少、つまり少子化が進むのも仕方がない事かも知れません。上述にもあるように、政府は女性の社会進出を推し進めているとは言うものの、出産に伴う休暇制度や復帰後の受入体制が完全に整っている企業は多いとは言えません。積極的に社会進出できる環境というのは、女性の労働力の雇用だけではなく、結婚、それに伴う出産、そしてその後の復帰までをカバーして始めて完成するのではないでしょうか。